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私の父は、1945(昭和20)年、陸軍航空隊の通信兵として二十歳(はたち)の時終戦を迎えました。祖父は戦前からリベラリストで、戦前にできた戦費調達のための入場税が戦後も存在するのはおかしいと、入場税撤廃の運動の先頭に立って戦いました。また、祖父の妹は戦前の築地小劇場の団員として反戦運動をし、特高警察に逮捕された経験を持っています。
そんな父や祖父から平和の大切さを、子どものころ頃から学んだ私がもっとも危惧するは、いま憲法の改悪が、現実のものとなりつつあることです。
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あの戦争から60年。今年は、憲法九条を捨てる入口である「国民投票法案」をつくると自民党・公明党・民主党の改憲グループは勢い込んでいます。世論調査をすると、憲法九条は守るべきだという声は多数ですが、小選挙区のトリックで9割の議席が「改憲派」といわれています。
あいかわらず小泉総理は、チャラチャラと郵政民営化だけを叫び続けて空回りしています。「改革」「改革」と繰り返しているこの光景は、「強い奴」「金のある者」「特権層」のための規制緩和を実現するものでしかありません。
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東京都の石原知事は「心の東京革命」と称して、学校教育への締め付けを強めています。ついこの間まで、自由闊達に行われてきた都立高校の卒業式は、「国旗・国歌」を中心とした儀式に変わりました。従わない教師は容赦なく処分する力づくのやり方です。
『ロッキングオン』という音楽雑誌出身の私は、この恐ろしく戦争に傾斜する時代に「音楽の乱」を仕掛けたいと思います。こうした時代に風穴をあけるためには、東京都にもチェック役、戦争反対のメッセンジャーが必要です。
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